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品選びのポイント
お子様の初節句の御祝いのひな人形選びに何を基準に選んだらよいのか苦労されている方も多いと見受けます。やはり一番のポイントは「長く飾れること」ではないでしょうか。そこで「長く飾れること」を大前提にいくつかポイントになると思われる事柄をまとめてみました。
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ポイント1
予算を決め、スペースに合う飾り方を決める。
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予算が漠然としていると漫然と見がちです。また店で見るのと実際に家で見るのでは大きさの感覚がかなり違います。飾る場所の寸法を測って行きましょう。 七段飾りが一番豪華なのですがスペースのある方以外にはおすすめできません。最近は五人飾りや親王飾りが非常に充実してきていますのでスペースや収納に不安のある方や、スペースはあっても毎年飾り付けをする自信のない方は、よりコンパクトな飾り方が適していると言えるでしょう。
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ポイント2
何軒かお店を見て説明を聞く
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最低でも4〜5軒はお店を見て説明を聞きましょう。色々な角度から総合的な判断をするために必要です。お店によって特色の違いもあり、当然扱う商品も違いますからじっくりと説明を聞きましょう。アフターサービスも聞いておきましょう。 チラシやカタログ、あるいはインターネットだけではセット全体の雰囲気や価格は分かりますが、お顔の表情や衣裳の仕立てなどの価格の違いとなるところの詳細な情報が得られません。必ず足を運んで実物を実際にみて説明を聞きましょう。分からないことは納得ができるまで質問しましょう。
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ポイント3
冷静な判断で決定
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道具などの付属品、サービス品、割引率など人形本体以外の事柄に惑わされず、冷静な判断で決定しましょう。 屏風や台などの道具類は、主役であるひな人形を一層引き立てるためにあるものです。人形が決まったらそれにふさわしい道具を選べばよいのです(人形と道具がセットになっている場合でも人形を中心に見ましょう)。 一般に人形には定価はなくオープン価格ですから、割引率は当然当てになりません。(一見定価があるように見えてもカタログに印刷されている表示価格は大幅割引が可能な価格設定になっていることが多いです)。サービス品も値段に含まれています。人形を求めるのですから、そういった事柄に惑わされることなく、人形の「値打ち」を冷静に判断して下さい。 金額に見合った値打ちがあるかどうかを判断するのはお客様自身ですから。
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ポイント4
主役と脇役
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「一点豪華主義」という言葉で販売するお店が多いように見受けます。この場合の「一点豪華主義」とは、大きな七段飾りではなく人形は親王だけの「一点」に絞り込み、「その代わり人形の周りの屏風や台を豪華にしましょう」という意味です。
現在ではいろいろ変わった屏風や台あらわれ、飾り方も千差万別、ますます「一点豪華主義」はエスカレートしています。ただ、残念なことは主役であるべきお人形は完全に取り残され、お道具が主役となってしまっている点です。
本来、ひな人形セットはお人形が主役です。お人形そのものが魅力的で見る人を感動させるものでなくてはなりません。このことに関しては異存を唱える人はいないでしょう。それなら主役を引き立てるにはどうしたらよいでしょうか? そうです。屏風や台は主役を引き立てる脇役にまわることです。当たり前ですが脇役は主役より目立ってはいけなんですね。
余分なものを何も置かないことによって、主役はもとより全体の造形をも美しく見せることができます。人形主役という意味での「一点豪華主義」なら大いに賛成です。
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ポイント5
金屏風に赤毛せん飾り
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ひな人形の毛せん(敷物)の赤い色は魔よけの色です。朱や赤は昔から太陽の色で活力をあらわす色でもありますが、古今東西魔よけの効果があるとされている色です。日本では、神社の鳥居を赤く塗るのもそうですし、川に架かる橋も昔は災いが無いように欄干も赤く塗られていました。また、おめでたいときにも使われる色で、お赤飯や還暦のお祝いの赤いちゃんちゃんこなどは有名ですね。
おひな様の毛せんが昔から赤いわけは、赤ちゃんが病気やけがをしないように無事に育ちますようにとの親の願いが込められているからです。最近は赤い毛せんにも刺繍をしたりしてにぎやかなものもあるようですが、毛せんは主役を引き立てる意味もありますから無地のものがよいでしょう。
四季のある日本だからでしょうか、日本人の色に対する感性は諸外国に比べても優れているようです。その昔、聖徳太子は冠位十二階の制度を色で位を決めましたし、十二単のかさねの色目は季節や年齢、家格、官位、吉凶などによって決められ、それぞれかさねの色目の名称もつけられていたほどです。
屏風は金色が定番です。結婚式の新郎新婦の後ろには必ず金屏風が立てられます。また結婚式以外でもいろいろなおめでたい席にも金屏風はなくてはならないものです。また豊かに実った稲穂を連想させ豊かさの象徴でもあります。
金は他の色の頂点に立つ色ですから、主役のおひな様がお子様の成長した姿だとすれば金屏風は後ろから見守る親の役目です。まさにおひな様は我が子の結婚式の姿を表現しているものです。豊かで幸せな将来に希望を託す親の願いの象徴ですね。
また、金屏風と毛せんでの飾り方は片付けたときにとても小さくしまえます。伝統的な飾り方ですが、現代のライフスタイルにもピッタリ合っていますね。
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どうしてひな人形を飾るのか疑問に思われる方へ
節句離れという業界の言葉があります。これは、赤ちゃんが初節句を迎えてもお節句をしない若夫婦が増えている現象をいいます。何が原因なのでしょうか? どんな人でも、目的や意味のないものを買ったり、飾ったりする人はいません。例えば、車を買う人は通勤に使ったりレジャーに使ったり、必要だから購入するのです。車に限らずどんな商品でもそうです。 つまり、お節句をしない人は、節句を無意味なものととらえ、必要性を感じていないのではないでしょうか? しかし、昔から途中で消滅することもなく、現代まで代々受け継がれてきているということは、何か重要な意味があるからだと考えます。 ひな人形は、初節句の年だけに飾るものではありません。毎年毎年時期に飾ります。女の子が成長し、話が理解できるようになれば、手に持たせていっしょに飾ることもできます。つまり親子のふれあいの場なのです。 学校や塾には熱心な方は大勢いらっしゃいますが、学校の成績だけがよければよいというものではないと思います。心の豊かなやさしい人間に成長するには家庭での情操教育の方がどんなにか大事だと思うのです。 別に高価な人形を買わなくてもよいのです。手作りの人形でもよいのです。場所がないから要らないという方がありますが、それは理由にはなりません。テレビがほしいけれども場所がないから買わないという人がいるでしょうか? 必要なものであればどんなに小さい人形でも飾るはずだと思います。おひなさまについて再認識していただければ幸いです。
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