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雛人形の種類(飾り方別の長所短所)
屏風などの道具は、あくまでも主役である雛人形を引き立てるためのものです。あまり道具にこだわりすぎると人形選びが雑になりがちです。人形の表情、衣裳の仕立ての技術、丁寧できれいな仕事などを比較しながら人形本体をまず選び、その人形が最も引き立つ道具を選びましょう。また、衣裳の素材に関しても素材そのものに目を奪われると仕立ての技術やきれいさを忘れがちです。 単に風習だから買うというのでは、愛着もありませんから途中で飾らなくなってしまう可能性が大きいです。はじめて誕生した女の子の魔除けを兼ねたお祝いとして、素直な気持ちでしっかりと選んであげましょう。
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七段飾り

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親王、三人官女、五人囃子、随身、仕丁の十五人が揃った豪華な雛人形です。人形は上から五段目までに配し、六段目七段目は蒔絵の雛道具を飾ります。各種の塗装や蒔絵が施された木製の段飾りもありますが、写真のような金屏風と緋毛せんで飾るのが本来の飾り方です。
七段飾りの長所
一人一人の表情を楽しむことができます。五人囃子は担当の楽器にあわせた表情をしており、一番下の仕丁は、向って右から笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸と、見ていて飽きがきません。飾った時の雰囲気は、色々な雛人形の中で最も華やかで豪華です。
七段飾りの短所
なんといっても場所をとります。収納時のスペースも確保する必要があります。(特に木製段の場合巨大です) 七段飾りを購入して最初の二三年は飾ったがそれからは面倒でずっとしまいっぱなし、そういう話をよく聞きますので、自分は大丈夫かなあと不安があればもう一度よく検討したほうがよいです。
こんな方に最適
飾る場所と収納する所に余裕があり、毎年必ず節句に飾る自信のある方。数年後に飾るのが面倒でしまいっぱなしでは、もったいないですから。
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三段飾り

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親王、三人官女の五人で飾る雛人形です。人形は上から二段目までに配し、三段目は蒔絵の雛道具を飾ります。屏風や台に色々な種類があります。 平成5年頃から数年前まで三段飾りの台は木製が主流でしたが、最近(平成17頃から現在まで)は赤い毛せんで金屏風飾りが増えてきました。橋本屋では赤い毛せん飾りが主流となっています。
三段飾りの長所
七段に比べて、飾り付け収納が簡単。
三段飾りの短所
意外と収納時のスペースが必要です。木製段はたたんでも結構大きいです。七段飾りの省略形で中途半端な感じがします。
こんな方に最適
飾る場所はあるが、毎年飾ったりしまったりが大変かなと思われる方。三段飾りは選ぶときに屏風や台に目を奪われがちです。人形の表情もよく見て選びましょう。
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親王飾り

作品例
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殿と姫、それに屏風と赤い毛せんで飾る雛人形です。付属品として雪洞、三宝、桜橘又は紅梅白梅などをいっしょに飾ることもあります。七段飾りと変わらない値段の高級な人形もあります。むしろ、七段飾りには無い超高級品もお選びいただけます。 一時、親王飾りの台は木製が主流でしたが、最近は、伝統的な、赤い毛せんに金屏風飾りが増えてきました。 収納飾りという名前の雛飾りがありますが、おすすめしていません。なぜなら、「収納飾り」という名前が示すように、人形ではなく、収納飾台の方に重点を置いて作られていることが多いからです。それに、収納木製台はそのままの大きさでしまうことになり、結構大きく、かさばります。 赤い毛せんに金屏風で飾る場合は、人形は人形の箱に、屏風は屏風の箱に入れて収納すれば、分けてしまうこともできますし、豪華にみえる木製台や屏風にお金がかからない分、よりよい人形が買えます。
親王飾りの長所
飾るスペースが少なくて済みます。小さいものは幅60Cm奥行30Cm以下のものもあります。当然収納もコンパクトです。飾る部品が少ないので丁寧に扱っていただけます。
親王飾りの短所
大きさや見栄えを気にしなければ特別ありません。
こんな方に最適
アパート、マンションにお住まいの方は幅約80Cm以下の親王飾りが、場所がある方はそれ以上の大きさの親王飾りがよろしいと思います。二人だけの飾りですから、表情はもちろん衣裳の仕立てなども隅々までよく見て選びましょう。
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ケース飾り

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ケースの中に人形、その他部品がすべて入った雛人形です。
ケース飾りの長所
箱から出せば飾り付け完了。ほこりにも気になりません。
ケース飾りの短所
問題は収納の大きさです。出したときと同じ大きさでしまう訳ですから、意外と大きさにびっくりします。
ガラスの取り扱いにも気を遣います。
こんな方に最適
とにかく飾るのが面倒な方。アパートマンションにお住まいの方には、収納のことを考えるとあまり向きません。(小型の親王飾りのほうが、道具などを分けてしまうことが出来るので片づけが楽です)
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木目込 人形飾り

作品例
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可愛い童顔に木目込みのボディを組み合わせた雛人形です。それぞれ十五人飾り、五人飾り、親王飾りがあります。衣裳着は人の形を忠実に模写するのに対し、木目込は作者の独創性が体の形に表現されます。
木目込人形飾りの長所
衣裳着にはない、独特の芸術性、味わい、上品さがあります。ボディは固いので形くずれの心配もなく、烏帽子などは一番合った所で固定されていますので、飾り付けの面倒さもありません。
木目込人形飾りの短所
華やかさを求める方にはあまり向きません。
こんな方に最適
飾るスペースや収納に制限があり、おしゃれな落ち着いた雰囲気を大事にする方。
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