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平安・鎌倉期の鎧兜の代表的な色目
赤は活力・すべての生命の源ををあらわす太陽の色です。現存する国宝鎧に最も多く使われています。また、魔除けの色でもあり神社の鳥居やひな段の毛せんが赤いのもそうです。
純白はほかの色に染まらない、すなわち自分の意志を貫くという「何事にも動じない強靭な意志」を表現します。とても気品のある色です。他の色の上部に白を配した色彩を肩白といいます。
まさに晴れ渡り澄み切った大空のように大きな心を感じさせます。厳島神社に国宝でこの色目の大鎧が現存します。日本人の美意識を感じます。
萌葱(もえぎ)とは、植物の芽が萌え出る色、すなわち強い生命力をあらわします。若武者が初陣に好んで使用した色彩です。
聖徳太子が、冠位十二階の制度を設けたとき、最高の位の象徴として定めた色です。菱縫いの赤との対比が見事です。
夜明け前、朝日の昇る30分前の空の色です。暗闇からだんだんと上にいくほど明るくなる情景です。つまり始まりを意味し、縁起のよい色彩です。
菖蒲の持つ色彩をデザインした色目です。菖蒲は薬草としても優れているところから魔除けの意味、そして尚武に通じるところから多くの武将に愛用された色彩です。