五月人形の飾り方のご提案
ひつ(兜や鎧が入っている6本足の黒い入れ物)の上に兜や鎧を置き、両脇に弓と太刀という飾り方が、これまでの常識?でした。そうでなければいけないのでしょうか。
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提案1
弓太刀を置かない飾り方
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五月人形と言えば、鎧や兜または大将の人形を中心に置き、後ろに屏風を立て、左右の両脇には弓と太刀を置くという飾り方がこれまでの一般的な飾り方でした。 身を護る鎧や兜に対して、弓や太刀は攻撃の道具です。五月飾りがお守りとしての意味からすれば弓太刀は無くてもよいのです。

▲弓太刀付 | 
▲弓太刀なし |
左の写真が従来の飾り方。豪華に飾りたい方はこちらがおすすめです。右の写真は弓と太刀を外した飾り方。すっきりと鎧や兜の造形美を強調したい方はこちらの飾り方はいかがでしょう。
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提案2
美術工芸飾り
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はい立て(足のひざの部分)のついた具足飾りはヒツ(鎧を入れる入れ物)の前にはい立てを置かなければいけないのでどうしてもヒツを利用してその上に胴体を置いて飾ることになりますが、※国宝奉納飾りや兜飾りはヒツの上に必ずしも置く必要はありません。

▲従来型の飾り方 ヒツを利用して飾るので 全体に大きくなります | 
▲美術工芸飾り 鎧自身の造形美が 最大限に活かされます |
美術工芸飾りの場合、余分な付属品が無いので本体の作りをよくする必要があり一般タイプより高価になる場合が多いのですが、飾ったときの色彩のきれいさ造形美は抜群です。怖いとか気味が悪いというイメージもまったくありません。弓太刀も付けないほうがより綺麗です。
※国宝奉納飾り 手や足の部分のない鎧本体と兜だけの飾りのこと=本物の国宝鎧は一領の例外も無くすべてこの形で全国各地の神社にありますので国宝奉納飾りと呼んでいます。
(関連) 甲冑の歴史
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提案3
美術工芸飾り (兜の場合)
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兜も美術工芸飾りはすっきりときれいです。下に敷く毛せんは若葉の萌え出る萌葱色(緑)、強い生命力を表現しています。

▲従来型の飾り方 | 
▲美術工芸飾り |
型にはまらない下のような飾り方もなかなかおしゃれです。

▲飾り方の一例 |
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提案4
ケース飾り
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一般的なお雛様と違い、美術工芸飾りは一年中飾っていただいてもかまいません。むしろ節句だけに出すのはもったいないくらいです。ただほこりが気になりますので、写真のような別売りケース(写真のケースは後ろ三面が鏡ですのでいっそうきれいに飾れます)に入れて一年中お飾りいただくのはどうでしょう。

▲ケース飾り 普段の飾り | 
▲美術工芸飾り お節句の時 |
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提案5
大きさは必要でしょうか?
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初節句を立派に祝いたいということで必要以上に大きな飾りをお求めになる方がありますがいかがでしょうか。 一番大事なことは長年飾っていただけることだと思います。その条件としては耐久性はもちろん、手軽に飾れること、そして何よりも愛好していただけることです。ただ行事だから大きさだけで判断しても味わいがなければいつか飾らなくなってしまう可能性があります。 お子様が小さいうちは節句を祝いながらご家族皆さんで鑑賞して頂き、お子様が成長して大人になってもお飾りいただけるようなものが、本当にお値打ちがあり、長い目で見ればお安い買い物になるのではないでしょうか。
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